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🌈 RGBとCMYはすれ違いの恋人だった?

写真関連
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〜光とインク、ふたりの色が出会う場所〜

「色」って、当たり前にあると思っていませんか?

私たちは毎日、スマホで写真を撮り、パソコンで画像を見て、プリンターで印刷しています。
でも、その「色」がどうやって表示されたり、プリントされたりしているかを考えたことはありますか?

実はそこには、「光」と「インク」という2人の主役がいるんです。

それが、RGB(光の三原色)とCMY(色の三原色)
彼らは同じ「色の世界」に生きながら、交わることのない正反対の性格…。
けれど、1枚の写真の中でだけ、奇跡のように出会うのです。

第1章:RGBは光の世界に生きるヒーロー

RGBとは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の光。
この3つの光を重ねていくと、最終的には**「白」**になります。これを「加法混色」と呼びます。

| 赤 + 緑 = 黄色(Y)
| 緑 + 青 = シアン(C)
| 赤 + 青 = マゼンタ(M)
| 3つ全部 → 白(W)

テレビ画面、スマホ、カメラのセンサー。
私たちが目にする多くの「光る色」は、このRGBでできています。

RGBは、とても明るく、まっすぐで、世界を照らす性格の持ち主。

第2章:CMYはインクの世界で静かに生きるもうひとりの主役

一方で、CMYとはCyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)のインクの色。
この3つを重ねると「黒」に近づきます(実際の印刷では黒(K)を加えCMYKになります)。

CMYは「減法混色」といって、光を吸収して色を作るのが特徴。
紙の上にインクを重ねることで、見る人の目にはさまざまな色が浮かび上がります。

CMYは、静かに背景を支える職人肌。
色を出すのではなく、「色を引く」ことで世界を描いていくのです。

第3章:ふたりの奇妙な関係──補色という絆

さて、RGBとCMY、真逆の性格ですが、実は「補色」という関係で深く結ばれています。

  • R(赤)を引くと → C(シアン)
  • G(緑)を引くと → M(マゼンタ)
  • B(青)を引くと → Y(イエロー)

つまり、CMYはRGBから色を引いて生まれる色なんです。

この関係性が、写真編集やプリントの世界で重要な役割を果たします。

第4章:プリントという舞台で、ついに出会う

カメラが記録するのはRGBの世界。
でも、私たちが手にするプリントはCMY(インク)の世界でできています。

このとき、RGBとCMYはようやくひとつの画像の中で出会い、協力して「あなたの見た色」を再現しようとするのです。

…けれど、そこには試練もあります。

第5章:色がうまく伝わらない、すれ違いの日もある

RGBで見た写真が、プリントしたらちょっとくすんで見えることってありませんか?

それは、RGBとCMYの色再現の限界、「色域(ガマット)」の違いによるもの。
RGBで表現できる鮮やかな青や赤は、CMYのインクでは再現しきれないこともあるのです。

だからこそ、プリント前の色補正や、モニターのキャリブレーションが大切なんですね。

第6章:色を知ると、写真がもっと好きになる

RGBとCMY、それぞれまったく違う世界に住むふたり。
でも、写真という1枚の紙の上で、彼らは共演します。

もし、あなたがプリントされた写真を見て「なんかイイな」と感じたとき。
それは、光のRGBと、インクのCMYが、最高のバランスで調和してくれた瞬間かもしれません。

おわりに:今日から「色の物語」が見えるかも?

色は科学であり、アートであり、ちょっとしたドラマでもあります。
そして写真は、そのすべてをまとめて見せてくれる魔法のような存在。

次にスマホで写真を撮るとき、プリントされた写真を手に取るとき、
ちょっとだけ「RGBとCMYのすれ違い恋物語」を思い出してみてくださいね。

この記事は井上写真店 INOUE PHOTO(明石市)が運営しています

兵庫県明石市大久保町の井上写真店では、以下の写真撮影サービスを提供しております:

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