PR

📷「いい色味」の正体とは?

写真関連
PR
PR
PR
PR
PR

〜ホワイトバランス補正だけでは足りない理由〜

「白を白く」するだけじゃ物足りない?

写真の編集でまず手をつけるのが「ホワイトバランスの調整」。
色温度(ケルビン)と色かぶり(Tint)を補正すれば、
白いものが白く写るようになります。

でも――

「ちゃんと補正したのに、なんかパッとしない…」
「白は白いけど、肌の色がさえない…」

そんな経験、ありませんか?

第1章:色温度と色かぶりは「光源を整える」ための補正

ホワイトバランスの調整は、光の色を正しく補正するための機能です。

項目役割
色温度(Temp)青〜黄・オレンジの補正(ケルビン)
色かぶり(Tint)緑〜マゼンタの補正

たとえば、蛍光灯の下で緑っぽく写った肌を、マゼンタ寄りに補正したり、
夕方の赤みを抑えてニュートラルに戻したりします。

つまり、「現場の光の色」を整えるだけなんです。

第2章:「正しい色」と「いい色」は違う

「正しい色」というのは、白が白く、肌が肌色に見える状態。
でも、「いい色」はその上にある表現の世界です。

たとえば:

  • 肌をもっと血色よく、やわらかく見せたい
  • 空をドラマチックな青にしたい
  • 商品をより鮮やかに見せたい

こうした“印象の良い色味”は、ホワイトバランス補正だけでは作れません

第3章:「いい色味」に近づける5つの補正

① コントラスト

明暗差をつけることで、色の深みや立体感が出ます。

② 彩度・自然な彩度

彩度を上げれば色は鮮やかになりますが、やりすぎると不自然に。
「自然な彩度(Vibrance)」で調整すると肌は守られやすいです。

③ HSL(色相・彩度・輝度)

特定の色だけを調整できます。
たとえば「空だけ青く、肌だけ赤みを減らす」など細かくコントロール可能。

④ トーンカーブ

明るさのバランスを自由に操るツール。コントラスト調整より繊細に使えます。

⑤ カラーバランス(3ウェイカラー補正)

シャドウ・中間・ハイライトごとに色を変えることで、全体の雰囲気を演出できます。

第4章:「いい色味」は写真の目的と感性に合わせてつくる

色味の正解は1つではありません。

写真の用途色味の演出例
商品写真白をより白く、色は正確に
ポートレート肌に赤み・暖かさを加える
風景写真空や緑をやや強調、透明感を出す
アート作品・表現わざと色を外して独自の世界観を作る

「正しく補正された写真」よりも、
**「見ていて気持ちのいい写真」や「心が動く写真」**の方が印象に残ります。

ホワイトバランスは“入り口”であって“ゴール”ではない

補正内容目的
色温度・色かぶり補正光源の影響をリセットする
彩度・コントラストなど写真の魅力を引き出す
表現の意図に沿った補正「いい色味」をつくる最終工程

最初にホワイトバランスで“整えて”、
その後に“魅せる”ための色づくりに入る。
これが、写真の色補正の基本の流れです。

この記事は井上写真店 INOUE PHOTO(明石市)が運営しています

兵庫県明石市大久保町の井上写真店では、以下の写真撮影サービスを提供しております:

  • 韓国式証明写真(美肌仕上げ・就職活動・マイナンバーなど対応)
  • SNSやHP向けのポートレート写真撮影
  • 公園や神社などへの出張撮影(家族写真・七五三・お宮参り・ピアノ発表会など)
  • 学校写真・卒業アルバム撮影

明石エリアでの高品質な写真撮影なら、ぜひ井上写真店にお任せください。
📩 詳細・ご予約は 公式サイトをご覧ください。

PR
PR
PR
PR
PR
写真関連

コメント

タイトルとURLをコピーしました