動画の画質がどんなに綺麗でも、「音」が悪ければ台無しになります。
特に、ピアノ発表会や子どもの演奏会、インタビューなどは音の質が命。
そこで今回は、ミラーレスカメラに外部マイクを接続して高音質で録音する方法を、初心者にもわかりやすくます。
なぜ外部マイクが必要?
📷 カメラ内蔵マイクの弱点
- 小さなノイズ(風・ボタン音・操作音)を拾いやすい
- 音の方向性がなく、こもって聞こえる
- 細かい音(子どもの声やピアノの余韻)が残らない
🎤 外部マイクを使うメリット
- 必要な音だけを的確に録音できる
- 高音質でクリアなサウンドが得られる
- シーンに合ったマイクを選べる(例:演奏会/対談/ナレーション)
🎤 マイクの基本タイプ
まず、どんなマイクがあるのかを紹介するね👇
① 指向性マイク(ショットガンマイク)
🔺 前の音を狙って拾うタイプ(カメラの上に乗せる)
◎:一人の話し声や街歩き、Vlogに最適
❌:周囲の音はあまり拾わない(でもそれが利点!)
② ステレオマイク
🎧 左右の広がりのある音を録れる(環境音や自然音)
◎:風景、フィールド録音、環境ドキュメンタリー向け
❌:話し声だけ録りたい時は不向き
③ ラベリアマイク(ピンマイク)
👕 襟元に付ける小型マイク
◎:インタビュー、話し声をクリアに録れる
🎙️ 有線/無線(ワイヤレス)タイプあり
例:
④ フィールドレコーダー型マイク(内蔵レコーダー付き)
📼 カメラと別に録音 → 後で音声を合わせる(同期)
◎:音にこだわりたい人向け
❌:編集がちょっと面倒
外部マイクの接続方法と詳しい使い方
🎛 必要なもの
- 3.5mmマイク端子付きのミラーレスカメラ(例:Canon EOS Rシリーズ、Sony αシリーズ など)
- 指向性マイク or ステレオマイク
- 必要に応じてウィンドジャマー、ショックマウント、ケーブル延長など
🔌 接続の手順
- カメラのマイク端子(3.5mm)を確認
→ 無い機種は外部レコーダーを使い、後で音声を同期する必要があります。 - マイクを正しく差し込む
→ 奥までしっかり差し込みます。半差しだと音が記録されません。 - マイクの方向を調整する
→ 指向性マイクは、録りたい方向にしっかり向けることが重要です。 - 録音設定の確認
以下の「録音レベル合わせ」のステップを実践し、カメラやレコーダーのメーターを見ながら調整しましょう。
1) テスト音源を用意- ナレーション/セリフの想定音量 → マイクに向かって「テスト、テスト、ワンツー…」と話す楽器演奏の場合 → ピアノなら「フォルテ」「ピアニッシモ」といった強弱を付けて弾いてもらう
※本番で出る最大音量を想定してテストすると安心です。
- レベルメーター表示 をオン(カメラなら録音メニュー、レコーダーなら画面)
- 目標レンジ:ピークが−6dB〜−3dB、平均音量が−12dB〜−6dB
- ゲイン調整:メーターが赤(0dB超え)にならないようにダイヤル/メニューで下げる
- 通常の声量や演奏の強音部分でピークが赤ゾーンにならないかチェックヘッドホンで必ずモニターし、「割れ」「ノイズ」「風切り音」を確認
- ピークメーター:瞬間最大音量。赤くなると音割れ
- VUメーター:平均ラウドネス。緑〜黄ゾーンを維持
- 撮影直前にもテスト音を出して再チェック長時間録る場合は休憩後にもレベルを点検
- テスト音は本番想定の最大音量で
- ピークは−6dB〜−3dB、平均は−12dB〜−6dBを目指す
- ヘッドホンで音質・ノイズを同時チェック
- 定期的にメーター確認を
- ナレーション/セリフの想定音量 → マイクに向かって「テスト、テスト、ワンツー…」と話す楽器演奏の場合 → ピアノなら「フォルテ」「ピアニッシモ」といった強弱を付けて弾いてもらう
- 録音モニター
→ ヘッドホンを使ってリアルタイムで音の確認を行いましょう。
💡 トラブル防止のポイント
- 撮影前には必ずテスト録音を実施
- 録音中にケーブルが抜けないよう注意
- 電池駆動型マイクはバッテリー切れにも注意
動画の画質がどんなに綺麗でも、「音」が悪ければ台無しになります。
特に、ピアノ発表会や子どもの演奏会、インタビューなどは音の質が命。
そこで今回は、ミラーレスカメラに外部マイクを接続して高音質で録音する方法を、初心者にもわかりやすくます。
これで「実際に音を出しながら」正確なレベル合わせが可能です。ぜひ事前にしっかり調整して、クリアな音声を録りましょう。
撮影時のチェックリスト ✅ ✅ ✅
- 🔋 バッテリー・SDカードの残量は十分か
- 🔌 マイクの電源がONになっているか(要電池タイプ)
- 🎧 録音テストをして、きちんと録れているか確認
- 🎥 撮影中にマイクが外れていないか、しっかり固定されているか
- 🌬 ウィンドジャマー(風防)の装着を忘れずに
用途別おすすめマイク
以下のリストは、撮影シーンごとにおすすめのモデルをまとめたものです。
種類 | 用途 | 特徴 | おすすめモデル |
---|---|---|---|
ショットガンマイク | Vlog、ドキュメンタリー、ロケ撮影 | 前の音を狙って拾うタイプ (カメラの上に乗せる) | Rode VideoMic GO II / Sennheiser MKE 200/ Sennheiser MKE 600 |
ステレオマイク | 風景、フィールド録音、環境ドキュメンタリー向け | 左右の広がりのある音を録れる(カメラの上に乗せる) | RODE Stereo VideoMic Pro/Sony ECM-XYST1M |
レコーダー一体型マイク | 🎹 ピアノ発表会や演奏会 | マイクとレコーダーが一体。別録り方式で音質重視 | Zoom H1n/Tascam DR-10L |
ピンマイク | インタビュー、プレゼン、配信 | 衣服にクリップで装着。ワイヤレス可 | RODE Wireless GO II |
ショットガンマイク
▶ RODE VideoMic GO II

- 軽量コンパクトで初心者に最適
- 指向性で前方の音をクリアに収音
- プラグインパワー対応、バッテリー不要
- USB-C接続にも対応(ケーブル別売り)
▶ Sennheiser MKE 200

- 音もデザインもこだわりたい人向けの小型マイク。
- プラグインパワー対応で電池不要
- スマホとカメラどっちでもOK!ケーブル両方付属
▶ Sennheiser MKE 600

- 映画や放送業界でも定番のショットガンマイク
- 電池でもファントム電源でも駆動可能
ステレオマイク
RODE Stereo VideoMic Pro

- 高音質・高感度なプロ向けステレオマイク
- 9V電池駆動のプリアンプ内蔵 → 音圧がしっかりしていて、ダイナミック
- 映像作品のBロール、ドキュメンタリー、自然音
▶ Sony ECM-XYST1M

- Sonyのマルチインターフェースシュー対応の小型ステレオマイク
- 電源はカメラから供給(電池不要)→ コンパクト&シンプル
- XYマイクの角度を変えられる → 音の広がりを調整できる
- Sonyミラーレスでの手軽な自然音・発表会収録
レコーダー一体型マイク
▶ Zoom H1n(レコーダータイプ)

- 広い範囲をステレオで録る。ピアノや演奏会に強い(環境音向き)
- 別録りができるICレコーダー型マイク
- モニタリングをリアルタイムで可(ヘッドホン端子あり)
- カメラと同期するには後処理が必要(編集で音合わせ)
▶ TASCAM DR-10L

- 口元の声をしっかり録る(話し声向き)
- 録音機とマイクがセットになっており、送信不要で直接録音できる
- 小型で衣服に隠しやすいから、結婚式や舞台、インタビューに◎
- 単4電池1本で約10時間録音可能
ピンマイク
RODE Wireless GO II

- 送信機が2台、受信機が1台セットになっていて、2人分の音声を個別に録音できる
- ケーブルいらずでスッキリ。ピンマイク感覚で使える🎤
- 万一、通信が途切れても、送信機側に内部録音してくれてる
まとめ
外部マイクを使うと、動画の「音」が格段に良くなります。
特に子どもの発表会など、大切な記録映像では音がすべてといっても過言ではありません。
画だけでなく、音もこだわってこそ最高の動画に。
ぜひ、シーンに合った外部マイクを選んで、あなたの動画をワンランクアップさせてください!
この記事は井上写真店 INOUE PHOTO(明石市)が運営しています
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