サイトヘルスに現れた警告メッセージ
Synology NAS に WordPress をインストールして、自宅ブログを立ち上げました。
使い慣れた管理画面での運用もスムーズに感じていたのですが、ある日「サイトヘルス」の画面に気になるメッセージが表示されました。
ページキャッシュが検出されません。訪問者に対するレスポンスが遅くなる可能性があります。
これは、WordPress がページをキャッシュ(保存)して高速に表示する仕組みが動いていないことを意味します。
✳ WP Super Cache の導入手順(Apache環境向け)
- プラグイン「WP Super Cache」をインストール&有効化
- 設定 > WP Super Cache に移動
- 「キャッシュを有効にする」にチェック
- 「ステータスページ」でキャッシュファイルが生成されていることを確認
👉 対策:Apache系なら「WP Super Cache」か「W3 Total Cache」に乗り換えるのが正解です。
PHP 8.0 以上をインストールして、Web Station > 仮想ホストの設定から更新します。
✅ WP Super Cache を入れると「一番変わること」
👉 ページの表示速度(特に1回目以降のアクセス)が劇的に速くなる!
🎯 なぜ速くなるのか?(仕組み)
通常、WordPress はユーザーがページを開くたびに:
- PHP が実行され
- データベースから情報を取り出し
- ページを組み立てて
- ブラウザに表示
という重たい処理を毎回やっています。
🔽
WP Super Cache を使うと:
- 最初の1回だけこの処理をして、
- その結果(HTML)を「静的ファイル」として保存
- 以降はPHPを通さずそのHTMLファイルを即表示する!
つまり、「ページを組み立てる作業を省略」できるので、数倍速くなります。
🚀 効果の例(体感)
項目 | キャッシュなし | WP Super Cacheあり |
---|---|---|
初回アクセス | 2〜4秒 | 2〜3秒 |
2回目以降のアクセス | 2〜4秒 | 0.3〜1秒! |
サーバーへの負荷 | 高い | 軽くなる |
同時アクセスに対する耐性 | 弱い | 強くなる |
✅ さらにメリット
GoogleのPageSpeedスコアが上がる可能性
- SEOにも良い影響(表示速度は検索順位に影響するため)
- サーバーの処理回数が減るので、NASでも安定運用しやすい
⚠ 注意点
- 更新後(記事を直した時など)はキャッシュを削除しないと反映されないことがある(自動削除も設定可)。
- 一部のリアルタイム機能(フォーム・コメント・ログインなど)は除外設定が必要な場合がある。
この記事は井上写真店 INOUE PHOTO(明石市)が運営しています
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