写真や映像の現場で、三脚や雲台は撮影の安定性を支える重要な機材です。
特に仕事で使う場合は、機材の信頼性が撮影のクオリティや安全性に直結します。
長年、電車移動や軽装のときはジッツオのトラベラー三脚GT2545T(以前はGT2542T)と梅本雲台をメインに使用しています。車での移動時はより大型・高さ重視の ハスキーハイボーイ を使い分けています。
これらはまさに「一生物」と呼べる道具です。
価格は決して安くありませんが、それ以上に耐久性や剛性感、操作性の良さが撮影現場での安心感を生み出します。
信頼できる機材を持つことは、撮影に集中できる大きな助けになるのです。 💪🎥
おすすめ三脚の紹介と比較 🦾📊
まずは、メインで使っているジッツオGT2545Tと、よく比較されるGT1545T、さらに他の人気モデルや車移動向けのハスキー・ハイボーイを、性能と価格で比較してみましょう。
モデル名 | 最大耐荷重 | 最大高さ | 収納長 | 重さ |
---|---|---|---|---|
Gitzo トラベラーGT2545T | 12 kg | 154.5 cm | 44.5 cm | 1.33 kg |
Gitzo トラベラーGT1545T | 10 kg | 153 cm | 42.5 cm | 1.05 kg |
Manfrotto Befree GT XPRO (Carbon) | 12 kg | 162 cm | 43 cm | 1.76 kg |
Peak Design Travel Tripod (AL)(Carbon) | 9.1 kg (雲台一体型) | 152.4 cm | 39.1 cm | (AL)1.56 kg (Carbon)1.29 kg |
Velbon ジオ カルマーニュ N645III | 4kg(脚最大荷重18kg) | 164.5 cm | 45.8 cm | 1.5 kg |
ハスキーハイボーイ 4段 HT-1040 | 10 kg(動荷重) (雲台一体型) | 249 cm | 82 cm | 4.2 kg |
- Gitzo トラベラー GT2545T
- 脚径φ29 mmの高剛性カーボン脚を採用しつつ、重量約1.33 kgと軽量。⛰️
- 電車移動でもリュックに収まり、風景・望遠・長時間露光で揺れ知らずの安定感。
- Gitzo トラベラー GT1545T
- GT2545Tよりさらに軽量・コンパクトで、APS-Cや軽量フルサイズ機ユーザーに人気。
- 脚径φ25.3 mmのため、重量級雲台を載せる場合は注意が必要。
- Manfrotto Befree GT XPRO (カーボン)
- カーボン脚で1.76 kgとやや重めだが、X型センターポールで安定感抜群。
- 中級者以上で携帯性と強度を両立させたい人向け。
- Peak Design Travel Tripod (アルミ)
- 収納長約39.5 cmと非常に短く、バッグやキャリーにすっぽり。
- 雲台一体型で超コンパクト三脚。
- 人気の超コンパクト三脚。
- Velbon Ultra Max i L
- 300mm/F2.8までの機材に対応する「縮長重視」の中型カーボン4段三脚。高精度研磨された脚部はストレスの無いスムーズな伸縮が可能で、握りやすい形状の脚ロックナットで確実に固定できます。
- ボディには軽量金属マグネシウムを採用しサイズを超えた軽量性を発揮。ハイレベルな技術を多様した高性能三脚です
- ハスキーハイボーイ 4段 HT-1040 (雲台一体型)
- 雲台が本体に内蔵されており、追加の雲台は不要。
- EV(エレベーター)を伸ばせば249 cmまで確保できる。重量4.2 kgだが、車移動ならむしろ安心感◎。
- 報道や俯瞰撮影で人気のモデル。
ジッツオ トラベラー GT2545Tの強み 💎
GT2545Tは脚径φ29 mmのカーボン脚で非常に高い剛性を誇り、重量が1.33 kgと軽量ながら安定感抜群です。
風景写真や望遠レンズ使用時、長時間露光時における「わずかな振動」を極限まで抑えられるのが大きなメリットです。

携帯性重視のGT1545Tや他モデル 🎒
一方、GT1545Tは軽量・コンパクトで携帯性に優れています。登山や徒歩移動の多い撮影に最適です。
また、ManfrottoやPeak Designの三脚は価格面で手が届きやすく、入門から中級者に人気があります。

車移動時に選ぶ「ハスキー ハイボーイ 4段 HT‑1040」の魅力 🚗🏞
一体型雲台&EVで簡単ハイアングル
Husky HiBoy(通称ハイボーイ)は、撮影などで高さを重視するときに頼りになる一脚。
- 雲台一体型:別途雲台を付け足す必要がなく、セットしてすぐ俯瞰やハイアングル撮影が可能。
- EV(エレベーター)最大約37 cm伸長:脚をフルに伸ばして209 cm → EVをプラスすると246 cmに到達。
- これだけ高さがあれば、例えば撮影用ドローンなどを入れたケース上に据えたり、現場で脚立を使わずに高い位置から撮ることもできます。
- 重量は4.2 kg と重めですが、車での移動なら問題なし。むしろ「脚が太い・足幅が広い・地面にがっちり食いつく」安心感は大きいです。

おすすめの雲台とその特徴 ☁️⚙️
三脚と同様に、雲台も撮影の安定性に大きく影響します。ここでは私がおすすめする梅本雲台と、他メーカーの代表的なモデルを価格付きで紹介します。
雲台名 | 種類 | 重量 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
梅本雲台 SL-50ZSC Type-S 40ZSC Type-S | ボール 直ネジ式 | 380 g 260 g | ¥49,800 ¥44,800 | 直ネジ固定でガタなし。📈ショック吸収機構内蔵。 |
Manfrotto 494RC2 | ミニボール雲台 クイックリリースプレート | 320 g | ¥6,600〜 | ミニマム設計のコスパ最強モデル。入門〜中級者向け。👍 |
Gitzo GH1382QD | センターボール アルカスイス互換プレート | 500 g | ¥38,791〜 | 究極の動きの滑らかさと精度、確実なロックが実現できるよう設計🔒 |
Leofoto LH-40 | ボール アルカスイス互換プレート | 540 g | ¥2,9000〜¥39,930 | 耐荷重20 kg。剛性とコスパのバランス◎。⚖️ |
- 梅本雲台 SL-50ZSC Type-S:
- ネジ式でガッチリ固定できるのが最高。
- カメラ台サイズ75×40 mm、耐荷重5 kg。軽量(380 g)ながら大口径望遠レンズでも安定。
- ボール表面にショックアブソーバーを内蔵し、微細振動を効果的に吸収。
- 見た目の無骨さとは裏腹に、操作感はすっごくスムーズでストレスゼロ。
- Manfrotto 494RC2:
- 最大耐荷重4 kg
- ミニボール雲台でコスパ抜群。
- セーフティキャッチ付きのクイックリリース200PLカメラプレートシステム。
- Gitzo GH1382QD:
- トラベラー三脚2型の畳んだ脚の間に収まるコンパクト性も備えています。
- 自重はわずか500gながら、14kgまでの荷重を安全に支えます。
- クイックリリースプレートのロックはスクリューノブタイプ。
- Leofoto LH-40:
- 耐荷重20 kg、重量540 gのボール雲台。
- コンパクトな低重心型ボール雲台。
なぜ梅本雲台?直ネジ固定のメリット・デメリット
- メリット
- ねじでしっかり固定するため、重い機材や長時間の撮影でもズレにくい。
- 三脚とカメラの接地面が密着し、がたつきが少ない。
- 望遠レンズの三脚座で直ネジ固定する。
- ハスキー雲台も使用するので直ネジが便利。
- ツインプレートを使用する時もある。
- シンプルな構造ゆえにメンテナンスがしやすく、長く使ってもガタが少ない。
- デメリット
- カメラの付け外しにやや手間がかかる(いちいちネジを回す必要がある)。
- 複数機材で頻繁にセットを切り替えたい場合は、少しストレスかもしれない。
結果的に、上記の理由でねじ式の梅本雲台を選んでいます。
一生物の三脚・雲台を選ぶ理由 ❤️🔥
写真や映像の仕事は過酷な環境での撮影も少なくありません。
だからこそ、多少値が張っても耐久性や信頼性が高い機材を選ぶことは非常に重要です。
ジッツオGT2545Tと梅本雲台の組み合わせは、私にとって間違いなく「一生物」と呼べる道具です。
買い替えの手間やストレスも少なく、何より撮影時の安心感が段違い。
仕事で使うなら、信頼できる道具で最高のパフォーマンスを引き出したいものです。💼📷
用途に応じたおすすめ組み合わせ 📝
用途 | 三脚 | 雲台 | ポイント |
---|---|---|---|
電車移動での仕事用に | Gitzo GT2545T | 梅本 SL-50ZSC Type-S | 脚径29 mmの高剛性で長時間露光や大口径望遠でも揺れ知らず。🔝 |
軽量携帯・旅スナップ | Gitzo GT1545T | 梅本 SL-40ZSC Type-S | 軽量&コンパクトで機動力抜群。リュックにもすっぽり。🎒 |
コスパ重視 | Velbon Ultra Max i L | Manfrotto 494RC2 | 価格を抑えつつ最低限の安定性を確保したい方に。💰 |
超コンパクト・旅行 | Peak Design Travel Tripod (AL) | (雲台一体型) | 収納長39.1 cm。スーツケースや機内持ち込みにも対応。🧳 |
車移動・大型&ハイアングル | Husky HiBoy 4段 HT-1040 (¥76,230) | (雲台一体型) | EV最大37 cm伸長、246 cmまで高さ確保。俯瞰撮影に最適。🚗📷 |
三脚と雲台は長く使うほどその価値がわかる“道具”です。
多少高額でも、「一生物」として選べるクオリティと信頼性のある製品を手に入れれば、撮影現場での安心感は計り知れません。
電車移動や軽装の場合でも GT2545T をメインに据えつつ、
車移動や高所撮影には Husky HiBoy 4段 HT-1040 を投入し、
コア機材としては「GT2545T+梅本 SL-50ZSC Type-S」で揺るぎない安定を実現する――。
これが「一生物を賢く使い分けるスタイル」です。
これから三脚や雲台を選ぶ方は、ぜひ今回紹介した各モデルを候補に入れてみてください。
信頼できる道具こそが、あなたの撮影ライフを支える最強のパートナーになるはずです。📸💖
この記事は井上写真店 INOUE PHOTO(明石市)が運営しています
兵庫県明石市大久保町の井上写真店では、以下の写真撮影サービスを提供しております:
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